２回戦敗退　残念

高校３０期　中江です。
昨日、万博球場で夏の大会２回戦　対桜塚戦がありました。残念ながら我が茨高は２対１２で敗れました。
試合を振り返りたいと思います。スコアブックを付けていたわけではないので、記憶違いがあるとは思いますが、ご了承ください。

１回表、１番三又君、フルカウントまで粘った後レフト前へ。ナイスバッティングでしたが、相手レフトが素晴らしい守備位置と球際の強さでナイスキャッチ。続く遠藤君も鋭い当たりのレフトライナーで２死後、キャプテン廣納君が三遊間を痛烈に破るヒット。４番、深川君に期待がかかるも、フライを打ち上げてしまいチェンジ。その裏、エース大村君が３者凡退の絶好の立ち上がり。以降の試合展開が楽しみに。
２回表、四死球で無死１・２塁のチャンスもバント失敗などで無得点で、いやな展開を予感させる。しかしながら、続く３回表１番からの好打順に、三又君が１・２塁間を破り、遠藤君がすかさず送りバント。２死後、大村君がレフト前タイムリーヒットで先制点。
その裏、２点を奪われ逆転されるも４回表下位打線からチャンスを作る。７番１年生後藤君死球、９番２年生俊足杉田君バントヒット、１番三又君ライト前ヒットで、１死満塁のチャンスに２番遠藤君が快心のあたりのセンター犠牲フライで同点、さらにチャンスは続いたが、追加点ならず。相手投手がコントロールに苦しんでいただけに、一気に逆転したかったところですが、残念。その裏、満塁のピンチを迎えるも、大村君が何とか踏ん張る。
５回表桜塚は２番手としてアンダースロー投手をマウンドへ。１死後６番本岡君がセンターへクリーンヒットも後続が続かず無得点。
その裏、茨高にとっては思わぬ展開に。２番バッターが放ったライトへの浅いフライを深めの守備位置を敷いていたライトがグラブに当てるも捕球出来ず、続く送りバントを２塁封殺を狙うも間に合わず無死１・２塁。相手は４番バッターに送りバントのサイン。打者が見逃し２塁ランナーが飛び出しキャッチャー三又君がセカンドへ送球もランナーは帰塁することなく迷わず３塁へ。普段から想定練習しているのかと思えるような走塁でした。茨高守備陣もいずれも積極的な守りの結果なので責められない。この後、何とか踏ん張ってきた大村君が桜塚打線につかまり痛打を浴びてしまう。打ち取った打球も野手の間に、まさに流れが相手にいってしまい点差が開く。代わった３年生投手冨永君もその流れは止めることができず５回コールド負け。打撃陣が好調で後半の戦いに期待していただけに、残念な結果に終わってしまいました。出場機会に恵まれなかった榎原君、最近の練習試合でインサイドアウトのバッティングが身に付き、結果も残せていたので、後半の大事な場面での出番を期待していましたが、残念です。
相手桜塚は、ゴールデンウィークの練習試合で茨高に敗れたこともあり、大村投手をかなり研究していたようで、序盤から彼の持ち味の変化球に狙いを絞っていたようで、高めに浮いた甘い変化球を見逃してくれませんでした。内外野とも堅守で、ピンチを凌がれました。
大村君には、やはり投手の生命線であるストレートの球威アップと制球を磨いて、来年に雪辱を果たしてほしいですね。そのためには、走って、走って、下半身をいじめて鍛えてください。長距離走も良いですが、ダッシュの反復も効果的ですね。
和田監督、池永先輩、福島先生、熱心な指導ありがとうございました。まじめな２年生、個性豊かな１年生、新チームも楽しみです。今年のチームも、新チーム発足当初は、特に内野に雑なプレーが見られましたが、しっかりノックを受けたのでしょう、夏には見違えるような堅守のチームになっていました。今後の練習・合宿には学生ＯＢも参加してくれると聞いています。しっかりとノックで鍛え上げてください。ＯＢ会も全面支援します。