1895(明治28)年創立 1921(大正10)年創部

2011夏  箕面学園戦

 2011/7/10 豊中ローズ球場にて 9:00

箕面学園 100 004 000 :5
茨木高校 000 000 000 :0
一回表,ヒットで出たランナーを手堅く送られ、3番にレフトオーバーの2塁打で先制を許すが、その裏、四球で出たランナーがすかさず2盗。そのランナーをバントで送り、1死3塁。 ここで相手は前進守備をせず、内野ゴロなら1点献上の守備位置。 内野ゴロで同点と思っていたら、相手投手が球道定まらず、3ボールから3球目を死球。 ランナー1、3塁となったが相手は守り易くなった。 期待の4番が三振のあと、5番も痛烈なレフトライナーで得点出来ず。2回裏もも2死2,3塁に1番が三振。さらに3回裏1死後ランナーが出たところで、右投手(先発は背番号10)から左投手(背番号1)交替。後続が倒れ、ここで試合が落ち着いてしまった。5回裏終了の段階では、箕面学園の単調な攻撃に助けられ、試合は後半までわからなくなっていた。 

最近の高校野球は5回終了時にグランド整備が行われ、5?10分の休憩が入る。ここで試合が動くことが多いとOB間で話していた矢先に追加点を奪われる。ここまで踏ん張ってきたエースの大枝君がツースリーから四球。次打者はバントの構えを投球前からしていたが、変化球がすっぽ抜け今度は死球。無死1.2塁。ここで一息入れたかったが、次の打者が3塁線に好バント。サードが処理してかろうじて1塁アウトのタイミングだったが、3塁手がスタートが遅れ、慌てて投手が処理に向かうが、取るだけでオールセーフ。1死後、ライト前ヒット、1点は許すが右翼手が2点目をバックホームで阻止。捕手も相手の体当たりを体を張ってブロック。この時点で0:2。2アウト1,3塁でライト前に渋いヒットで0:3。ここで終わっていればまだまだわからなかったが、レフト、センター、ショート間に上がった高いフライを譲り合う形でヒット。0:5. この2点が効いた。 その裏、相手エラーもあって2死満塁のチャンスに3振。 その後、相手に押されながら何とか投手が踏ん張り0:5で終了。 悔しい試合に終わりました。

 今日は暑い中、エースは最後までよくがんばりました。完投ですから胸を張って良いと思います。 捕手は最終バッターを打ち取るまでよく声が出ていました。 内野手も投手を孤立させていませんでした。 春まで実力なら今日はコールドで負けていたと思います。皆で十分粘ったと思います。3年生はこれで区切りですが、受験を経て茨木高校のバックアップに回ってください。自分達が出来なかったことを後輩に伝える仕事はまだ残っています。今日のスタンドは吉川先輩をそんなOBでいっぱいでした。 
 ご父兄、OB、OGの皆さんお疲れ様でした。 また、秋の新チームも続けて応援しましょう。

ps.7/11の朝刊はおやすみらしく、吉川先輩の指令のもと投稿しました。 追記事項があれば、他の皆様も投稿お願いします。      

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コメント

    • 高校30回 中江
    • 2011.07.11 8:02am

    阪脇先輩 詳しい観戦記ありがとうございました。
    観戦できなかったOBも試合展開が手に取るように分かっていただけたんじゃないでしょうか。

    最後にチームが結束して私学強豪相手に善戦どころか、勝利も期待できる素晴らしい試合ができたと思います。
    キャプテン、エースの大枝君 本当にご苦労さんでした。茨木高校としては、過去最高とも思われる22人の3年生、人数が多いなりの苦労があったと思います。酷暑の中、最後の最後まで粘りのピッチングで完投しましたね。チームの皆の結束力は、君のひたむきなマウンドでの姿、常に全力疾走の走塁が生み出したものです。本当にご苦労さん。そしてありがとう。
    ベンチ入りできなかった3年生、マネージャーの大野さん、鴻野さん、最後までチームを支えてくれてありがとう。悔しい結果になりましたが、茨高野球部での経験は、君たちにとって、生涯忘れることのない思い出になるでしょう。
    和田監督、池永部長、ご苦労様でした。
    OBの皆さん、応援ありがとうございました。
    2年1年の新チームも前向きな選手ばかりです。その上、昨年、今年に卒業した現役大学生OBも指導に来てくれており、期待をもてるチームになると思っています。私も微力ながら、和田監督を補佐できるよう、グラウンドへ足を運びたいと思っています。
    最近は

    • 高18回 泉勇策
    • 2011.07.11 9:20am

    大会がスタートして2日目、ローズ球場では初日の第一試合ということで少年野球の選手による始球式も行われました。
    試合の機微は阪脇君、中江君の投稿で十分読みとっていただけると思います。特筆すべきはやはりバッテリーの気迫でしょう。スタンドにいる我々にも十二分に伝わってきました。最悪、コールド負けになってもおかしくない後半の展開を全員が踏ん張ったところにこの1ヶ月間のチームの成長を感じました。この成長が何より重要なことだと思います。
    日曜日とはいえ、1回戦にもかかわらず、スタンドにはたくさんの方が応援に来られれていたのも例年にないことでした。観客席の70%は茨高の応援ではなかったでしょうか?OBも各年代の顔がたくさんありました。
    3年生はしばらく茫然自失の状況があるでしょうが、どこかでしっかり切り替えて新しい目標に自信を持って進んでください。
    そして1・2年生は秋の新人戦に向かってスタートです。
    夏合宿等で思い切り自分を鍛えてください。
    期待しています。

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