1895(明治28)年創立 1921(大正10)年創部

2011 秋 天王寺高校戦

9/10 11:10 豊中ローズ球場

茨木高校:022 110 000:6 
天王寺高:160 000 00x:7

 うーーん、勝てない。 一回裏、先頭打者初球をセンター前へ、送りバンドの後、3番がレフト線2塁打で先制される。 後続を抑え、2回表、四球で出たランナーを8,9番が2塁打、レフト前ヒットで逆転。下位打線がしぶとく打った。9番のレフト前ヒットのレフトからの返球がホームに返ったのでこの間に打者走者が2塁を奪ってほしかった。 そして悪夢の2回裏、1死2,3塁からスクイズ。結果はファールであったが、転がっていれば2ランスクイズを決められていた。逆転のランナーへの注意が必要。前進守備が極端すぎた。このあとスクイズ失敗の打者が2塁打で逆転。さらに1,3塁になりスクイズ。この処理も手間取りオールセーフ。 そして、レフトがフライを見失う不運もあり、気が付けば6点。 5点差となった。 勝つチャンスがあるなら3回表に何点か必要。 相手投手が交替し、ストライクが入らず。ヒットなしで2点を加点。 さらに勝つためにはゼロのイニングがほしいところ。2死から四球が出たが何とかゼロ。 勝つチャンスは整った。 4回から相手は急造の捕手が投手として登板。4,5回も相手のミスで1点づつ加点。 5回が終わって6:7. ここで、グランド整備。 茨木高校に来ていた流れが止まった。6回表、1死2,3塁のチャンスに凡退。いつも言うがここが勝つためのポイント。どこかに勝てなかった理由があるが、今日はここがポイント。 相手投手のあれ球に絞りきれずそのままゲ-ムセット。 7,8回もチャンスはあったがいずれも決定打が出ず。 残念!!  
 今日は打てなかった。 ヒットは3,4本?相手との打線の違いは大きいものがあった。 全員がバットを一番長く持ち、さほど速くない投手に力負けしていた。打てないなりにバットを短く持つくらいの工夫もほしい。 収穫は投手。 山城君は残暑厳しいなか3回以降は零封。 今日の完投は自信に繋がる。 2回はストレートが真ん中に集まった。 後半のように外れても変化球が見せれば連打はなかった。  まだまだ、発展途上のチーム、着実に強くなっているが、まだまだ野球を知らない。 特にランナーになってから走塁、それを指示するランナーコーチ。 野球は点取りゲームもっと貪欲に次の塁を目指さないと。 
 最後に今日は公立高校同士の決戦。力は点数が示すように大差はない。雄一あったのは、悔しいけど、”ベンチの元気さ”。 スタンドも驚くくらい声が出ていた。あの声は真似したい。
先発メンバー
1.6谷
2.9渡辺(左)
3.1山城(左)1年
4.5林
5.8友野
6.3中島
7.7湊谷
8.4小田切 1年
9.2石田

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コメント

    • 高校30回 中江
    • 2011.09.10 7:42pm

    阪脇先輩、いつもながらの詳細な観戦記ありがとうございます。

    打てないですね。
    みんなバットも一生懸命振り込んでいるはずなのですが、試合では、
    振りが鈍く、ヘッドが出てこない。
    相対的に、構えたときに力が入りすぎで、堅さばかりが目立つスイングに
    なっているように思います。
    また、相手投手がプレートを踏む前から一早く構えてしまい、スイング始動時に
    体が堅くなって、上体だけでバットを振ってしまっている選手も見受けられました。
    自信がないのか、自分の間合いではなく、相手の間合いになっているようです。

    右バッターで言うと、右手の返しも弱く、詰まった打球が目立ちました。
    もちろん左手のリードが重要ですが、強い打球を打つためには右手のフォローも
    重要です。

    これまで、個々の個性を生かすため、あまりフォームを矯正するのは避けて
    きましたが、今後は少し踏み込んだアドバイスをしていきたいと思います。

    ピッチャーの山城君は、1・2回はファーストストライクの直球をことごとく
    痛打されましたが、緩急をつけだした3回以降、つけ入る隙を与えない見事な
    ピッチングでした。石田君のリードも、初球ボールから入るなどの工夫が
    見られました。
    今後は、内外角、高低をうまく使う賢いバッテリーとなってくれることを
    期待しています。

    • 関野武良(25回卒)
    • 2011.09.11 7:13pm

    天高さんから、何度も勝利のプレゼントを頂くのを殆ど辞退してたような
    中盤・後半だったと思います。今ここでは、監督がサイン出すはずだろう
    から何球か待ってないと、とか、相手の投手は今苦しんでるんだから、
    様子をじっくりと見ていった方が良いだろう、とか。主力の選手は、
    監督の意図を読めるように努力されたし。内野手では、三塁手・遊撃手が
    主力なのに動きや声かけが少ないように見えます。相手からも迫力無いと
    見られると思います。檻の中のクマみたいに動け!投手捕手に声かけて!
    打撃は、両氏が言うように場面を考えて準備してるかな?って思います。
    二死三塁で長打必要ですか?その1点が欲しいのにどこまで飛ばそうと
    思って振ってるのかな?ポテン・ボシャボシャの内野安打、いいですね。
    守備においては、捕手石田君が良いタイミングでタイムをかけられた。
    配球では中盤からの初球変化球から入っていったのはグッド。その後に
    外角への投球増えてうまくチラバリ出したと思う。相手も守りつかれたら
    踏み込みが甘くなり強打できなくなります。打者の下半身を見ましょう。
    走塁面は、前回のチーム比較では、前進です。リードとリードオフに
    少しは欲が出ているようですね。次の塁を狙う走塁を教えてもらうべし。
    最後に、ゆるい球をビシッとセンターに打ち返せたら、カーブ・スライダ
    ーは打てます。脇が甘いとビシッとした打球は行きません。フライはノー
    グッドですよ。勝つ嬉しさ楽しさに欲出す、ブサイクでも勝つ。
    一人一人の野球ゲームじゃないということです。辛口御免:関野

    • 関野:OB会事務局長(25回卒)
    • 2011.09.11 7:18pm

    阪脇解説委員長(事務局長の独断で委員長に任命します)
    今回の解説いいですね。スタメンも記載してくれてます。
    「天王寺高校」じゃなかったか?PCの変換注意ってとこですか。
    暑く、長い試合だったのでうまいビール呑みたかったねえ。
    次に期待しましょう。中江さんはじめ、練習応援できる方は和田先生監督
    に申し出てあげてください。
    春の強い茨高期待してます。

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