進学校のモデルとして

今年は夏2勝、おめでとうございます。負けた3回戦も終盤まで手に汗握る展開だったそうでOBならびに保護者の皆様にとってはすばらしいひと時を過ごせただろうなと思います。

さて、香川県大会は丸亀高校が優勝しました。香川県下では高松高校と並ぶ進学校で、大阪府下でいうとちょうど茨木高校と同じような立ち位置の高校です（北野が高松みたいな感じかな）。

その丸亀ですが今年だけフロックで優勝したわけではなく、実は3年連続決勝進出と安定した結果を残しています。

去年の決勝ならびに今日の決勝を実際見た感じでは、複数枚のPがいるわけではないので神奈川愛知大阪予選で連戦を勝ち抜くとなると厳しいかなと思いますが、それでも大阪だとベスト16-ベスト8あたりには「コンスタント」に食い込むくらいの力はあると感じました。現在大阪ベスト4に残っている私立に混ざってもいい勝負をするんじゃないかなぁと思います。
公立進学校によく見られるようなひょろひょろしたひ弱さは全くありませんでした（体格も試合運びも）

入試制度や学生の分散、勉強との両立の具合等、全く同じ土俵で比較することはできないでしょうが、公立進学校のモデルとしてお手本にしたい、うらやましいと感じるチームでした。

3年連続決勝、しかも今年は甲子園出場！となると、地域の中学生は「ぜひ丸亀高校で野球も勉強も頑張りたい」とさらに集まってくることでしょう。

茨高もそんな風になってくれたらなんと素敵なことだろう・・・と欲張りな思いを馳せながら帰途につきました。

茨高野球部、最近は部員もたくさん入部してくれているようで、まずは部の存在そのものが続いてくれていることに感謝します。
これからの茨高硬式野球部の未来が輝かしいものでありますよう期待を込めて。

高47回　松枝